臍帯血バンクと骨髄バンク
臍帯血バンクと骨髄バンクのシステム
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骨髄移植のために骨髄バンクがあるように、臍帯血にも臍帯血バンクがあります。
同じ呼び名ですが、そのシステムは異なっていて、骨髄バンクには、ドナーの血液検査から白血球の型であるHLA型のデータが登録されており、臍帯血バンクには、出産時に採取された臍帯血自体が冷凍保存してあるそうです。
このシステムの違いは、臍帯血と骨髄の特徴が理由のようです。
臍帯血が長期の冷凍保存が可能であるのに対し、骨髄は冷凍保存すると骨髄の細胞生存率が低下してしまうと考えられているのだそうです。
つまり、出産時にしか採取できない臍帯血は冷凍保存を、新鮮さが求められる骨髄は事前にドナー登録をして移植直前に採取を‥というように、それぞれの性質に合ったシステムになっているのです。
臍帯血バンクと骨髄バンクはシステムは異なるものの、その存在する理由は同じで、移植を必要としている患者さんのためにあり、両方が繋がりを持って運営されています。
臍帯血と骨髄のどちらもが、それぞれを補い合いながら、患者さんの治療に役立てられているのですね。
臍帯血の保存数と骨髄ドナー数の現状
公的な臍帯血バンクは、現在全国11か所にあり、各バンクに保存してある臍帯血の公開本数は、2009年6月現在で約3万個。
骨髄バンクのドナー登録者数は、2008年に30万人に達し、2009年4月現在で、33万人を超えているそうです。
一方、2009年4月現在2,552人の患者さんが、骨髄バンクに登録して移植を待っているのだそうです。(患者登録累計数は、27,473人)
こうして見てみると、臍帯血の保存数や骨髄のドナー登録数はとても多いような気がしますが、HLA(白血球の型)が合わなければ移植することができないなど、移植における条件も少なくないようです。
ちなみに、HLAが完全に一致する確率は、兄弟姉妹間で4分の1、他人であれば数百から数万分の1とも言われているようです。
さらなる臍帯血の確保やドナー登録が必要なのも頷けますね。
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