臍帯血移植と骨髄移植

臍帯血移植の方法

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臍帯血移植は、どのような方法で行われるのでしょうか。

出産時に、へその緒や胎盤から無菌的に採取された臍帯血は、マイナス180~198度で冷凍保存されるようです。

臍帯血移植を必要とする患者さんへの移植は、まず、臍帯血バンクから患者さんに適合する臍帯血を探し出します。

適合とは、HLA(白血球の型)が患者さんと一致するかどうかということです。

輸血では、赤血球の型である血液型の一致が必要ですが、移植の場合は、白血球の型であるHLAが重要になってきます。

HLAは6座あり、移植においては、このHLAの6座全てが一致することが理想ですが、骨髄移植の場合は、1座不一致(5座一致)の場合でも移植されるケースが多く、臍帯血移植の場合は、HLAが2座不一致、つまり4座一致していれば移植できる範囲とされているようです。

また、臍帯血移植は、今後、3座不一致でも移植できる可能性が示唆されているのだとか。

患者さんに適合する臍帯血が見つかると、解凍した臍帯血を患者さんの静脈に注射します。
これが、現在行われている臍帯血移植の方法です。


骨髄移植の方法


骨髄バンクから骨髄の適合するドナーが見つかれば、ドナーと患者の間でコーディネートと呼ばれる移植における確認検査や最終同意などの手続きが始められます。

ドナー側の健康状態などに問題がなくドナーと決まれば、ドナーの骨髄採取を行います。
骨髄は、腸骨という骨盤の一部の骨に皮膚の上から注射器を刺して採取します。

この時、ドナーは原則として全身麻酔をされます。所要時間は1~3時間ほどだそうです。

採取された骨髄は、抗ガン剤や放射線で病気に侵された骨髄を壊した状態、いわゆる「前処置」を行った患者さんの静脈内に点滴注射されます。


臍帯血移植と骨髄移植、どちらの移植においても、患者さんの体内で移植された新しい骨髄が根付き、血液を造り始める「生着」の状態が確認されれば、成功とされているようですが、万全な治療法ではなく、合併症や再発で残念な結果に終わることもあり、成功率は5~6割のようです。

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